わらびのりとサッカーとブログ

Jリーグ、ルヴァンカップ、天皇杯、大学サッカー、ユースサッカーなどの国内サッカー試合レポートなどを書きます。

試合レポート/J2第4節 徳島ヴォルティス 4-1 ジェフ千葉

明治安田生命J2リーグ 第4節 2018年3月17日(土)14:03KO 鳴門大塚
徳島ヴォルティス 4-1 ジェフユナイテッド千葉 16' 呉屋 大翔(徳島)
30' 指宿 洋史(千葉)
45' 杉本 太郎(徳島)
74' シシーニョ(徳島)
89' 島屋 八徳(徳島)

公式はこちら

徳島ヴォルティス

フォーメーション

ーーーー呉屋ーー島屋ーーーー
ーーーーーー杉本ーーーーーー
ーー前川ー岩尾ーシシーニョー
内田ーー大崎ーーブエノーキム
ーーーーカルバハルーーーーー
中盤の並びに自信が無い…合ってますかね?

スターティングメンバー

GK 1 カルバハル
DF 20 キム ジョンピル
DF 2 ブエノ
DF 3 大﨑 玲央
DF 7 内田 裕斗
MF 8 岩尾 憲
MF 6 シシーニョ
MF 23 前川 大河
MF 10 杉本 太郎 84'
FW 11 島屋 八徳 90'
FW 13 呉屋 大翔 71'
控えメンバー
GK 23 佐藤 優也
DF 16 鳥海 晃司
DF 32 杉山 弾斗 46*'
MF 13 為田 大貴
MF 7 佐藤 勇人
FW 11 船山 貴之 61'
FW 9 ラリベイ 65'
監督
リカルド ロドリゲス

ジェフユナイテッド千葉

フォーメーション

ーーーーーー指宿ーーーーーー
町田ーー小島ーー茶島ーー矢田
ーーーーーー熊谷ーーーーーー
高木ーエベルトーー増島ー溝渕
ーーーーーロドリゲスーーーー

スターティングメンバー

GK 1 ロドリゲス
DF 15 溝渕 雄志
DF 5 増嶋 竜也
DF 4 エベルト
DF 27 高木 利弥
MF 18 熊谷 アンドリュー
MF 14 小島 秀仁
MF 25 茶島 雄介 46*'
MF 20 矢田 旭 61'
MF 10 町田 也真人
FW 50 指宿 洋史 65'
控えメンバー
GK 21 梶川 裕嗣
DF 15 井筒 陸也
MF 14 杉本 竜士 90'
MF 32 小西 雄大
MF 33 藤原 志龍 84'
FW 17 山﨑 凌吾 71'
FW 18 佐藤 晃大
監督
フアン エスナイデル

数的差の使い方。徳島が、千葉の愚直さを上回る

前半13分、徳島の攻撃。
右サイドからのクロスを中で合わせた決定的なシュートを、
千葉の溝渕がハンドで防いだ判定でレッドカード。
これで得たPKが決まり、
前半15分というタイミングで
徳島が一点リード、そして千葉は一人少ない状況になりました。

ここからの前半残り30分が、すごく面白かったです。

ーーーー指宿ーー矢田ーーーー
茶島ーーーー小島ーーーー町田
ーーーーーー熊谷ーーーーーー
ーー高木ーエベルトー増島ーー
ーーーーーロドリゲスーーーー
千葉の溝渕退場直後の布陣はこんな感じ

千葉は、3-4-2というか、3-1-3-2かな。
一枚失った分のカバーは必要なので
選手の並びや役割は多少は変えたものの、
中盤から前の圧力を決して弱めず、
本来やりたかったことを、そのままやろうとします。

そして徳島の選択・判断も興味深い。
手に入れた数的有利を、ビルドアップやボール保持に生かさない。
アタッキングサードまで、大事に取っておく。

ボールを回して押し込んでを、やろうと思えばできたはずです。
でも、そうじゃない。それを承知で、受けて立つ。

千葉はサイドの自陣側深い位置がどうしても空いてしまう。
徳島はハーフラインを越えたら対角線にサイド裏を狙い
そこで初めて数的有利という武器を使ってくる。

そのシチュエーションでは、千葉は基本、守れません。
徳島は決定機をとても多く作れていました。
が、千葉はボックス内でギリギリしのぎ続ける。

そして、リスクを取る千葉は、それと引き換えに、
数的不利であっても攻撃力を落とさない。
去年からの積み重ねの攻撃的なサッカーで
徳島に決して劣らない。
前半30分、コーナーキックからの流れですが
指宿のゴールで同点に追いつきます。

しかし、前半終了間際、杉本のゴールで徳島が追加点。
このシーンは、サイド脇で仕掛けた杉本に
中に切り返されてしまい ファーサイドへのシュートがネットを揺らしました。

ここまで徳島は、サイドを取ったら
縦に仕掛けてグラウンダークロスのパターンが多かったです。
が、杉本は中に切り返した。
数的不利な千葉はサイド深い位置を取られ、
対応者がセンターバックのエベルトです。
中に切り返されてのカバーが全く間に合わず
シュートのコースと時間的余裕を容易に与えてしまった。

基本的にはこのゴールで大勢が決してしまう。

徳島からは、ゲームや相手をよく見て考えて、
無条件で優位に立てるところを、
どこでどうやって生み出して使うのか、
そういう意図を感じました。

2-1で折り返せた徳島は、リードする後半、
数的優位を、今度はボール保持とそれによる陣地押し込みに利用する。

千葉も簡単には押し込まれまいとしますが
前半15分から一人失って、結局一点差という状況で
体力面でもメンタル面でも少しずつ落ちていくのが見えました。

後半、徳島は2点を追加し、4-1に。
終盤は前半の展開とは違って徳島が押し込んでセカンドボールも回収する展開で
ゲームをクローズさせました。

千葉に退場者が出てから、スコアも動きながらですが
その事象の捉え方や使い方に
2チームの違いが見えたゲームでした。
勝利に結びつけようとした徳島と、
ブレずに愚直に遂行することを選んだあった千葉。

千葉が押し切れれば違った感想になっちゃいますし
そのスタイルの行く先には興味がありますが、
それでも、そういう意味で、この試合の結果は妥当だった気がします。